1. はじめに
ウェブサイトを運営していると、「もう少しデザイン性を上げたい」「読みやすいフォントに変えたい」と思うことはありませんか?Bloggerでは、デフォルトのフォントだけでも十分ですが、Googleフォントを使うとサイトの印象を大きく変えることができます。
Googleフォントとは、Googleが提供する無料のウェブフォントサービスです。無料で商用利用でき、ブラウザ上で簡単に読み込むことができます。この記事では、BloggerにGoogleフォントを導入する手順を初心者向けにわかりやすく解説します。
2. Googleフォントの基本
フォントの種類
Googleフォントにはさまざまな種類があります。大きく分けると以下の3つです。
- Serif(セリフ):文字の端に飾り(セリフ)がついたフォント。本文に使うと読みやすく、落ち着いた印象を与えます。
- Sans-Serif(サンセリフ):装飾がないシンプルなフォント。モダンでスッキリした印象になります。
- Display(ディスプレイ):見出しやバナーなど、目立たせたい部分に向いた装飾的なフォント。長文には不向きです。
ウェブフォントとパフォーマンス
Googleフォントはウェブフォントとして提供されます。ブラウザが外部サーバーからフォントを読み込むため、ページ表示速度に影響する場合があります。そのため、使用するフォントの数は最小限にすることをおすすめします。
注意点
- すべてのフォントが日本語に対応しているわけではありません
3. Googleフォントのメリットとデメリット
メリット
- デザイン性を簡単に向上できる
- 無料で商用利用可能
- 全ブラウザで統一した表示ができる
デメリット
- 読み込み速度の低下:外部サーバーからフォントを読み込むため、ページ表示が遅くなることがあります
- フォントが正しく表示されない可能性:古いブラウザや一部環境ではフォールバックフォントになる場合があります
- SEOやパフォーマンスへの影響:ページスピード評価にわずかに影響することがあります
- 可読性の低下リスク:デザイン重視で本文に装飾的なフォントを多用すると読みづらくなることがあります
- 外部依存のリスク:Googleサーバーに問題が発生するとフォントが表示されなくなる場合があります(稀)
4. BloggerでGoogleフォントを使う方法
4-1. Google Fontsサイトでフォントを選ぶ
- Google Fonts にアクセスします。
- フォント一覧から好みのフォントを選びます。日本語を使う場合は、左の「Language(言語)」で Japanese を選択すると日本語対応フォントだけを絞り込めます。
- フォントを選んだら、右上の 「+ Select this style」 をクリックしてスタイルを追加します。
- 画面右側に「Use on the web(ウェブで使う)」用のリンクタグが表示されます。例:
<link rel="preconnect" href="https://fonts.googleapis.com">
<link rel="preconnect" href="https://fonts.gstatic.com" crossorigin>
<link href="https://fonts.googleapis.com/css2?family=Fira+Sans:ital,wght@0,100;0,200;0,300;0,400;0,500;0,600;0,700;0,800;0,900;1,100;1,200;1,300;1,400;1,500;1,600;1,700;1,800;1,900&display=swap" rel="stylesheet">
4-2. BloggerのHTMLテンプレートにGoogle Fontsを追加する(XML対応の注意点)
- Bloggerの管理画面で 「テーマ」 > 「HTMLを編集」 をクリックします。
-
サンプルコードを貼る前に、以下の点を修正する必要があります。公式サイトで取得したコードはそのままではXMLテンプレートでエラーになることがあります。
- ダブルクォート(
")をシングルクォート(')に変更する &を$amp;に置換する- <link> タグの末尾にスラッシュ(
/)を追加する - crossorigin 属性は
crossorigin='anonymous'に変更する
- ダブルクォート(
<head>内に貼り付けます
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>あなたのブログタイトル</title>
<link rel='preconnect' href='https://fonts.googleapis.com'/>
<link rel='preconnect' href='https://fonts.gstatic.com' crossorigin='anonymous'/>
<link href='https://fonts.googleapis.com/css2?family=Fira+Sans:ital,wght@0,100;0,200;0,300;0,400;0,500;0,600;0,700;0,800;0,900;1,100;1,200;1,300;1,400;1,500;1,600;1,700;1,800;1,900$amp;display=swap' rel='stylesheet'/>
4-3. CSSでフォントを指定する
/* 全体の本文に適用 */
body {
font-family: 'Noto Sans JP', sans-serif;
}
/* 見出しに別フォントを指定 */
h1, h2, h3 {
font-family: 'Noto Serif JP', serif;
}
CSSは <style> タグ内に直接書くか、別途CSSファイルを作成して読み込むことも可能です。
4-4. 反映確認
- 保存後にブログを表示して、フォントが変わっているか確認します
- 反映されない場合は、ブラウザのキャッシュをクリアすると改善することがあります
5. 応用テクニック
5-1. 特定のウィジェットや記事だけにフォントを適用する
#HTML4 {
font-family: 'Noto Sans JP', sans-serif;
}
/* 記事だけに適用 */
.post-body {
font-family: 'Noto Serif JP', serif;
}
5-2. フォントを組み合わせてデザイン性を高める
本文は読みやすいSans-Serif、見出しやタイトルは個性的なDisplayフォントという組み合わせが効果的です。
5-3. モバイル・ブラウザごとの表示チェック
body {
font-family: 'Noto Sans JP', Arial, sans-serif;
}
スマホ、タブレット、PCで表示を確認し、必要に応じてフォールバック用フォントを指定してください。
6. よくあるトラブルと対処法
フォントが反映されない場合
- ブラウザのキャッシュをクリア
- リンクタグが
<head>内に正しく貼られているか確認 - CSSの競合を確認。強制反映の場合は
!importantを使用 - フォント名はGoogle Fontsで表示される正確な名前を使用
ページ表示が遅くなる場合
- 使用するフォント数を減らす
- 太字や斜体などスタイルを最小限にする
- 必要に応じてローカルにフォントをホストする(上級者向け)
7. まとめ
BloggerでGoogleフォントを導入することで、サイトの印象や読みやすさを大きく向上させることができます。まずは1~2種類のフォントで試して、徐々にデザインを調整するのが安全です。
導入のメリット
- デザイン性が向上し、ブログの個性を出せる
- 無料で商用利用可能
- 全ブラウザで統一した表示ができる
導入のデメリット
- ページ表示速度に影響する可能性がある
- 一部ブラウザや環境で正しく表示されない場合がある
- 本文フォントを装飾しすぎると可読性が下がる
- Googleサーバーに依存するため、極稀に表示されないリスクがある
効果的な使い方のポイント
- フォントは多用せず、2~3種類に絞る
- 見出しと本文でフォントを分ける
- 特定ウィジェットや記事だけに適用するなど部分的なカスタマイズも活用する
- モバイルや各ブラウザで表示を確認する
Googleフォントを導入することで、Bloggerのブログがより洗練され、読者にとって読みやすく魅力的なサイトになります。一方で、ページ表示速度や環境依存のリスクもあるため、導入前にメリット・デメリットを考慮することが大切です。
まずは1~2種類のフォントで試してみて、徐々にデザインを調整していくと安全で効果的です。




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