プロローグ
私は現在も、Blogger・国産無料ブログ・WordPressを平行して運用している。
Bloggerでは狂人的とも思えるカスタムで、
東京パフォーマンスドールのファンサイト CATCH!!|東京パフォーマンスドールファンサイト を作り上げた。
その1ヶ月後、WordPressと出会った。
あまりにいろんなことが簡単で、カルチャーショックを受けた。
もしあと1ヶ月遅ければ、間違いなくWordPressを選んでいただろう。
手がかかる子ほどかわいい——Bloggerはそんな感じだ。
WordPressは優等生。
そんな経験をしてきた私の体験談が、誰かの役に立てば嬉しい。
A|ブログサービスを大まかに3つに分ける
■ 私の考え(Aバージョン)
ブログについて語るとき、議論はすぐに細分化される。
SEOがどうだとか、AIとの相性がどうだとか、
収益性、資産性、文化、コミュニティ。
けれど、いったんそれを全部脇に置いてみる。
まずは大まかに、乱暴なくらいに単純化してしまう。
ブログサービスは、次の3つに分けられる。
- ・Google Blogger
- ・はてなやムラゴンが運営する国産無料ブログ
- ・サーバーを自分で借りて運用するWordPress
この三分類は、正確さよりも「立ち位置」を明確にするためのものだ。
ある日、AIにそう整理してみせたとき、
それは即座にそれぞれの特徴を言語化した。
Bloggerは孤独だが安定している。
国産無料ブログは交流と初動の強さがある。
WordPressは完全な自由と所有権を持つ。
なるほど、と一度は頷く。
けれど、私は少しだけ引っかかった。
「独自ドメイン設定も無料」
その一文に、わずかな違和感があった。
無料、という言葉は強い。
けれど独自ドメインそのものは無料ではない。
取得費も更新費も、当然かかる。
正確に言うなら、
“Blogger側に追加費用は発生しない”という意味だ。
同じように、国産無料ブログも誤解されやすい。
「有料プランが必須な場合が多い」
それは少し乱暴だ。
広告を許容するなら、無料で運用はできる。
有料プランが必要になるのは、
独自ドメインを使いたいときや広告を外したいときだ。
つまり、どのサービスも
“完全無料”という言葉の中身が違う。
Bloggerは
「ドメイン代だけ払えば、あとはGoogleが背負う」。
国産無料ブログは
「広告という形で対価を払うか、月額で払うかを選ぶ」。
WordPressは
「金銭コストと引き換えに、完全な裁量を得る」。
■ Aのまとめ
- ブログサービスは大きく3つに分類できる(Blogger/国産無料ブログ/WordPress)
- 「無料」という言葉の中身はそれぞれ異なる
- Bloggerは追加費用なしで独自ドメイン運用可能(ドメイン代は実費)
- 国産無料ブログは広告許容で無料運用可能。独自ドメインや広告非表示には有料プランが必要な場合が多い
- WordPressは完全所有だが、金銭コストと管理責任を伴う
- 本質的な違いは「どこにコストを払うか」である
B|運用コストだけでは決められない
■ 私の考え(Bバージョン)
独自ドメインは無料か。
必須か。
有料プランは本当に必要なのか。
そうやって一つひとつ修正していくと、
だんだん見えてくることがある。
正確さを突き詰めるほど、
単純な結論は消えていく。
Bloggerはドメイン実費のみで運用できる。
国産無料ブログは広告を受け入れれば無料で続けられる。
WordPressも無料サーバー+サブドメインという選択肢がある。
つまり、極論すれば、
どれも“無料で始めること”は可能だ。
では、何が違うのか。
費用だけではない。
- ・コミュニティがあるかどうか
- ・孤独に耐えられるか
- ・カスタマイズに時間を使えるか
- ・規約変更に振り回されても平気か
- ・トラブル対応を自分で楽しめるか
- ・将来、資産として育てたいか
費用は、分かりやすい比較軸だ。
だから議論はそこに集中する。
だが本当は、
ブログサービスを選ぶ鍵は
もっと曖昧で、もっと個人的だ。
「どんな気持ちで続けたいのか」
これに尽きる。
お金が安くても、孤独がつらい人もいる。
自由でも、管理が面倒な人もいる。
広告が入っても、交流が楽しい人もいる。
ブログは道具だが、
同時に環境でもある。
費用は入口にすぎない。
■ Bのまとめ
- 3サービスすべて「無料で始める」ことは可能
- 独自ドメインは必須ではないケースもある
- 費用だけでは優劣は決まらない
- 選択の鍵は「性格・目的・継続スタイル」
- ブログサービスはコストではなく“環境選び”
C|記事のエクスポート(引越し)の容易さ
(※ 1=Blogger/2=国産無料ブログ/3=WordPress)
■ 私の考え(Cバージョン)
ブログを始めるとき、人は入口ばかりを見る。
どこが安いか。
どこが楽か。
どこが自由か。
だが、本当に重要なのは出口かもしれない。
もし、ここを離れたくなったら。
そのとき、記事は連れていけるのか。
私はそれを「出口戦略」と呼んでいる。
1. Blogger
インポート・エクスポートはXMLのみ。
シンプルだが、独特だ。
Google独自のXML形式。
Blogger同士なら問題ない。
しかし他サービスへ移す場合は、
変換や調整が必要になることが多い。
データは出せる。
だが、完全互換ではない。
つまり「脱出は可能だが、多少の労力は覚悟する」構造。
2. 国産無料ブログ
ここが最も読みづらい。
一律ではない。
サーバー、つまり運営元によって対応がまちまちだ。
はてなはMT形式でのエクスポートに対応している。
比較的オープンな姿勢だ。
一方で、ムラゴンのように
インポート・エクスポート機能自体が実装されていないケースもある。
つまり、
「入れるかどうか」よりも
「出られるかどうか」が不透明。
ここは初心者が見落としやすい。
コミュニティが心地よいほど、
囲い込みは気にならない。
だが、環境を変えたくなった瞬間、
それは制約に変わる。
3. WordPress
基本はMT形式。
標準ではWXR(XML)だが、
プラグインで形式変換も可能。
世界標準。
どこへでも移せる。
どこからでも持ってこられる。
移転を前提に設計されていると言ってもいい。
ただし、自由には責任が伴う。
サーバー移転、データベース、画像パス。
理解が浅いと、引越しは簡単ではない。
だが選択肢は、常にある。
結局のところ、
引越し性能とは技術の話ではない。
それは「囲い込みの度合い」の話だ。
データを人質に取られていないか。
出口があるかどうか。
ブログは、
今の居心地だけでなく、
未来の自由まで含めて選ぶものだと思っている。
■ Cのまとめ
- ブログ選びでは「出口戦略」が重要
- 1(Blogger)はXMLのみ。脱出可能だが調整が必要
- 2(国産無料)は運営元によって対応が大きく異なる
- 3(WordPress)は形式変換が柔軟で最も汎用性が高い
- 本質は「データを持って出られるかどうか」
D|運営による削除・サービス終了のリスク
(※ 1=Blogger/2=国産無料ブログ/3=WordPress)
■ 私の考え(Dバージョン)
ブログを書いていると、
ふと、怖くなる瞬間がある。
もし、ここが消えたら?
自分の意思とは関係なく、
ある日突然、すべてが終わる。
これは大げさな話ではない。
実際に、何度も起きてきた。
Bloggerは安定しているとはいえ、完全に保証されているわけではない。
国産無料ブログは、運営判断だけで突然サービス終了や削除もあり得る。
WordPressは自分の責任だが、消えたとしても自力で復旧できる。
リスクの種類はそれぞれ異なる。
ブログを選ぶとき、未来の自分の安心感も考慮すべきだ。
■ Dのまとめ
- Bloggerは安定しているが絶対保証はない
- 国産無料ブログは運営判断で突然消える可能性あり
- WordPressは自己責任だが復旧手段はある
- リスクの種類を理解して選ぶことが重要
エピローグ|ブログ選びの本質
■ 私の考え(エピローグ)
世間ではブログ作ると聞くと「WordPress」と真っ先に名前が上がる。
しかし、それが本当に正しいのだろうか?
初心者にいきなりWordPressを勧めるのは、
免許取り立ての人にスーパーカーを渡すようなものだ。
走れる。確かに速い。
だが、扱いきれなければ事故る。
まずは普通車でいい。
無料ブログでもいい。
走ることに慣れること。
書くことを続けること。
それが先だ。
運営中のブログ一覧
- Blogger: CATCH!!|東京パフォーマンスドールファンサイト
- 国産無料ブログ: はてなブログやムラゴンなど
- WordPress: 個人運営ブログ(実験・情報まとめ用)




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